外観および灯火類検査

運輸支局|大人の社会科見学に出かけよう

さてさて、やって来ましたのは品川にあります東京運輸支局。通称「鮫洲」と呼ばれている運輸支局です。本来はいろいろと税金を納めたり書類上の手続きをしてから検査レーンに並ぶのですが、そこは省略して検査レーンを拝見。

と、レーンに並んだからといって、そのままテスターで検査とはいきません。その前に外観のチェックがあるのです。


外観および灯火類検査|大人の社会科見学に出かけよう

ここでは主にヘッドライトやウィンカーなどの灯火類がチェックされます。検査官の指示を受けて、次々とライトなどを点灯させる流れ作業といった感じです。その他、ワイパーやウォッシャー液、車台番号の確認などもここで行われます。そのチェックが終わればいよいよ検査レーンに突入です。

サイドスリップ検査

サイドスリップ検査_1|大人の社会科見学に出かけよう

今回見学させてもらったのは、ユーザー車検などで主に使われるマルチテスターを使用しているレーン。検査項目は他のレーンと同じです。

まず最初にチェックされるのはサイドスリップ。これはアライメントのズレをチェックするもの。ハンドルを放してゆっくり踏み板の上を通過します。その際、1m進む間にイン側でもアウト側でも5mmズレてしまったらアウトとなるわけです。

サイドスリップ検査_2|大人の社会科見学に出かけよう

修復歴車などが引っかかることもあるようですが、件数自体はさほどでもないんだとか。それよりはユーザー車検などで、真っすぐと言われて緊張してしまい、思わずハンドルをいじってしまってアウトになるケースが多いんだそうです。

スピードメーター検査

スピードメーター検査_1|大人の社会科見学に出かけよう

サイドスリップが終わったら、そのまま直進。今度はローラーの上に乗っかります。パワーチェックなどでよく使われるシャーシダイナモみたいなもんです。ガコンとローラーに乗ったら最初はスピードメーターのチェック。実際のスピードとメーター上の誤差を測るわけです。自分でアクセルを踏んで加速していき、40km/hになったらパッシング。


スピードメーター検査_2|大人の社会科見学に出かけよう

誤差がプラス側(オーバー)で10%、マイナス側(アンダー)15%以内ならOKです。速度にしておよそ5km/h。許容範囲はマイナス側のほうが広いんですね。速度が低い分にはたいした問題じゃない、ということなんでしょうか。

ブレーキ検査

ブレーキ検査|大人の社会科見学に出かけよう

お次はブレーキ。これもローラーに乗ったまま行います。「踏む」の指示が出たら踏み、「離す」の指示が出たら離す。まぁそのままです。これでブレーキの制動力を測ります。これが終わると引き続きパーキングブレーキのチェック。これも指示にしたがって、パーキングブレーキをかけたり戻したりします。

ブレーキテストでダメになるのは、制動力というよりも、パッドの摩耗などで片利きしているケースが多いんだとか。それともう一つは人的なもので、踏み込む力が足りなくて落ちてしまうこともあるとのこと。ちなみにマルチテスターの場合は、前輪後輪どちらも1回のテストで判定できるようになっています。