取材協力/カーコン車検 カーコンビニ倶楽部 トラスト

足廻りの点検内容

足廻り|大人の社会科見学に出かけよう
↑タイヤの下の板を左右(矢印の方向)に揺らし、
タイヤの亀裂や損傷など劣化状態をチェックします

タイヤやサスペンションに代表される足廻りは、路面からの影響をモロに受けるところなので、かなり細かいチェックが行われます。

足廻りのチェックポイントは、次のようなところです。

  • かじ取り車輪:ホイールアライメント
  • ショックアブソーバー:損傷、オイル漏れ
  • サスペンション:取り付け部・連結部の緩み、損傷、ガタ
  • ホイール:タイヤの空気圧、亀裂、損傷、ミゾの深さ、偏摩耗、ボルトナットの緩み、ベアリングのガタ
  • ブレーキディスク、ドラム:パッドとディスクのクリアランス、ブレーキパッドの摩耗、ディスクの摩耗、損傷、ドラムとライニングとのクリアランス(ドラムブレーキの場合)、ブレーキシューライニングの摩耗(ドラムブレーキの場合)
  • ブレーキマスターシリンダー、ディスクキャリパー、ホイールシリンダー:機能、摩耗、損傷、液漏れ

以下2つは、安全に走行するために大切なところです。

ブレーキパッドの摩耗

ブレーキパッド|大人の社会科見学に出かけよう

ブレーキはディスクブレーキの場合、ディスク部分をパッドで挟むことにより車を制動させています。例えば装着していたパッド(左)と新品のパッド(右)では、その厚みに大きな差があります。これだけ擦り減るということは、それだけ大きな負荷を受けているということです。

パッドの偏摩耗やディスク部分の損傷など、ブレーキに異常が生じた場合、適正な制動が行えない=制動距離が延びる、ブレーキが利かないなど、事故に直結してしまうので、異常を感じたらチェックしましょう。


ホイールアライメント

ホイールアライメント|大人の社会科見学に出かけよう

ホイールアライメントは、キャンバー角やキャスター角などアライメントを構成している項目が多岐にわたります。それらの項目が適正な状態にあることで、最適な走行安定性や直進/旋回性が得られます。

アライメントの異常は、タイヤの偏摩耗や燃費の悪化などの原因となります。逆にサスペンションやタイヤなどの消耗・劣化、破損が原因でアライメントが狂ってしまうこともあります。


外廻りの点検内容

外廻りのチェックポイントは、次のようなところです。

  • フレーム、ボディ:緩み、損傷

下廻りの点検内容

下廻り|大人の社会科見学に出かけよう 下廻り|大人の社会科見学に出かけよう

|大人の社会科見学に出かけよう

外廻りと違いなかなか見ることができない下廻り。異常がわかりにくいことから、何かあってもそのままになっていることも多い箇所です。

下廻りのチェックポイントは、次のようなところです。

  • エンジンオイル:漏れ
  • ステアリングギアボックス:取り付け部の緩み
  • ステアリングロッド、アーム類:緩み、損傷、ガタ、ダストブーツの亀裂、損傷
  • トランスミッション、トランスファー:オイル漏れ、量
  • プロペラ・ドライブシャフト:連結部の緩み、ダストブーツの亀裂、損傷
  • デファレンシャルオイルの漏れ、量
  • ブレーキホース、パイプ:漏れ、損傷、取り付け状態
  • エグゾーストパイプ、マフラーの損傷、腐食、取り付け部の緩み、遮熱板の損傷、腐食、取り付け部の緩み、マフラーの機能

以下2つは、知らないうちに破損していることがあるところです。

ダストブーツの亀裂、破損

ダストブーツ|大人の社会科見学に出かけよう

ダストブーツとは、ジョイント部分に取り付けられた蛇腹式のパーツで、路面から跳ね上げられた石やホコリといった異物からジョイント部分のベアリングを守るために装着されています。

ダストブーツは、ハンドルの動きに合わせて伸縮し、タイヤとともに回転します。ゴム製なので劣化するとヒビ割れ、亀裂が入ってしまいます。そのまま走行を続けると、ジョイント部分に入ってしまった異物などの影響でドライブシャフトが破損してしまうこともあります。ハンドルを切ったときに異音があったり異常を感じた場合は、検査できるお店に行きましょう。


エグゾーストパイプ、マフラーの損傷

エグゾーストパイプ マフラー|大人の社会科見学に出かけよう

エンジンから出た排気ガスをまとめ、マフラーを通して排出する導線となっているのがエグゾーストパイプ。そのパイプの間には、排気ガス中に含まれている有害物質を減少させる触媒も組み込まれています。

エグゾーストパイプの変形やサビなどをそのまま放置すると穴が開きます。そうすると穴の部分から騒音がしたり、触媒を通過せずに排気ガスが出てしまうため大気汚染のもとになります。駐車場から道路へ出るときの段差などで下廻りを強く打ちつけた場合などには注意が必要です。